※2020年7月11日(土)更新
7月10日に観光庁のホームページに掲載されている資料が最新化されました!
今回はそこで新たな情報となった部分をアップデートします。
- 自粛疲れを癒すためにどこかに行きたい
- 少しでもお得に旅行をしたい
- 国の支援策<Go To トラベル>について知りたい
「自粛、自粛でもう疲れた」という人も多いのではないでしょうか?
自粛疲れを癒すために旅行を計画している、なんて方も多いと思います。
今回は今話題のGo To トラベルキャンペーンについてその内容と利用時の注意事項をまとめてみました。
Go To トラベルキャンペーンを賢く利用すればお得に旅行をすることが可能です!

Go To トラベルの内容をあまり知らない人は必見です。
目次
Go To トラベルキャンペーンとは?

Go To トラベル(travel)キャンペーンとは、コロナウイルス収束後の経済活動の回復のため、日本国内の旅行について旅行代金の約半額(上限あり)を国から補助してもらえるキャンペーンです。

要するに旅行代金が半額になるめちゃくちゃお得なキャンペーン。はっきり言って知らなきゃ損レベルです。
このほかにも
・Go To Eatキャンペーン
・Go To Eventキャンペーン
・Go To 商店街キャンペーン
という3つのキャンペーンがあり、Go To トラベルキャンペーンを合わせた4つのキャンペーンをまとめて「Go To キャンペーン事業」と呼んでいます。
そしてこのキャンペーンには総額1兆6794億円という多額の税金を投入して予算が組まれています。
(国を上げて本気で地域の活性化を目指していこうという想いが伝わってくる。)
もう少し具体的にキャンペーンの中身を見てみます。
キャンペーンの概要はこんな感じになっています。
支給額のイメージは以下の通り。

ここでのポイントは、「1人につき」補助されるという点。
例えば4人家族で1泊1人18,000円の宿に宿泊した場合で考えてみると、
- 宿泊代金:18,000円 × 4人 = 72,000円
- 割引:18,000円 × 0.5(1/2) × 0.7(7割) × 4人 = 25,200円
- 合計金額:72,000円 – 25,200円 = 46,800円
- クーポン:18,000円 × 0.5(1/2) × 0.3(3割) × 4人 = 10,800円
👆こんな感じで4人分の補助を受けることができます。

25,200円の割引を受けられて、さらに10,800円のクーポンがもらえるなんてかなりお得だよね!
さらにこのキャンペーンがすごいのは「宿泊日数」や「利用回数」に制限がないところ。
上記の例は1泊ですが、これが2泊であっても1泊目、2泊目それぞれで家族全員が割引を受けることができます。
また利用回数にも制限がないので、キャンペーン期間中に2回旅行する場合には1回目、2回目それぞれで割引を受けることができるんです。

ここまでやってくれると確かに旅行に行きたくなってしまう。。
Go To トラベルキャンペーンはいつから始まるの?

Go To トラベルキャンペーンは7月下旬から開始する予定となっています。
ただし、あくまでコロナの状況次第といった感じで、感染状況次第では8月やそれ以降から始まる可能性もあります。

※2020年6月21日(日)現在においても詳細な開始時期等は決まっていませんでした。
↑ここまでが国から示されている情報ですが、個人的には7月下旬や8月上旬から今回のキャンペーンが開始できるのかはかなり厳しいと思っています。
理由はそもそも今回の事業を担当する業者がまだ決まっておらず、6月29日まで公募をしているという状況で、間に合う気がしないので。

この状況で仮に業者が7月上旬に決まったとしても、すぐに割引やクーポンの仕組みを全国的に導入しようと思ったら1ヶ月では到底難しいのではないか?と思っています。

システム導入はかなり時間かかるからねー・・。
事業開始は2020年7月22日(水)からに決定しました。
ポイントは以下4点。
こんな感じです。

7月の三連休から事業が開始されるのはかなり嬉しいよね!事前に予約していても旅行後の申請で払い戻しが受けれるから、早めに予約を済ませておくのがよさそう!

クーポン券の利用は9月以降からの開始になりそうです。
クーポンとしてもらえる金額は旅行代金の15%(1/2の3割)。
これってかなり大きいですよね。
ただし、9月以降からクーポン利用が開始されるということは、今から8月の予約を入れても旅行代金の割引しか受けることができません。

今時点で9月以降の予約を入れておくことで旅行代金の割引(35%)とクーポン(15%)がもらえてかなりお得な旅行になる可能性が高そうです。

Go To トラベルキャンペーンで補助を受け取るには?
Go To トラベルキャンペーンで補助を受けるには、旅行サイト(じゃらんや楽天トラベル等)や旅行代理店(JALやHIS等)、直接宿泊施設へ予約することでキャンペーンの対象となります。
旅行代金については後日のキャッシュバック等ではなく、割引後の金額を直接支払うことになる予定です。またその際にクーポンも発券されることになりそうです。
具体的なイメージは以下の通り。

このイメージからすると今時点で8月以降に旅行を予約していたとしても、その代金には今回の補助は対象外になると思われます。
いったん正規料金を支払って後日キャッシュバックされる、というようなキャンペーンであれば今時点での予約分であっても対象になりそうですが、
今回は料金支払い時に割引後の金額を支払うイメージとなるため、すでに予約時に清算している利用者も多いと考えると今時点での予約分は対象外になりそう。
2020年7月10日(金)の観光庁の発表により、現時点で7月22日以降の予約をしていても割引の対象となるようです。これはかなり嬉しいですね。
その場合、旅行後に申請書を送付することで、旅行代金の35%分(最大1万4000円分)の払い戻しを受けることが可能です。


事前に予約している分の割引は申請制となるので必ず旅行後に申請書を送付しましょう!
Go To トラベルの注意点!

Go To トラベルはかなりお得で便利なキャンペーンになりそうです。
今回のキャンペーンを賢く使うためにいくつか注意点をまとめてみました。
交通費も補助の対象!移動手段はよく考えること
旅行代理店や予約サイト等で交通費もセットになっているプランを予約する場合には、その交通費も補助の対象となります。
ただし、交通費を個別で予約している場合、交通費分は補助の対象外となります。
例えば、じゃらんで宿だけ予約をして移動の新幹線は個別に予約した場合には新幹線の費用は100%自己負担となりますが、HISで宿と新幹線がセットになったプランを予約する場合にはその合計金額が補助対象になるんです。
イメージは以下の通り。

日帰りも補助の対象に!料金を
今回のキャンペーンは日帰り旅行の場合でも補助の対象になります。(上限額は1人1万円まで)
例えば新幹線でどこかへ移動する場合は、JRの窓口で新幹線の切符を買うより、旅行代理店で新幹線の切符もついた日帰りプランを買うほうが実質安くなる可能性もあります。
イメージは以下の通り

事業の予算額を超えた場合にはキャンペーン終了の恐れ
今回のGo To キャンペーン事業の予算は1兆6794億円です。
この予算はGo To キャンペーン全体の総事業費となるので、この中でGo To トラベルの割引に充てられる予算はさらに少なくなる見込みです。
その予算を超えるような利用申請があれば想定よりも早くキャンペーンが終了する可能性があります。

今回のキャンペーンはかなり便利だから結構利用者が多い予感。。
キャンペーンが開始したらなるべく早く予約をしておくのがよさそうです。
人気宿は予約が取れなくなる可能性も
人気宿の場合は予約が全くとれなくなる可能性があります。
理由は自分で利用する以上に予約を取るやからが必ずでてくるから。
(マスクの転売ヤーと同じ)
例えば予約を必要以上にとっておいて、本当に予約したい人には予約させず、キャンペーン料金より割高な金額で予約した権利を販売するなんてことが起きる可能性があります。(起きてほしくないですが。。)
本当に利用したい希望者は正規料金より割安であればきっと予約した権利を買っちゃいますよね。
これもキャンペーンが開始したらなるべく早めに予約を取ることが重要です。