- 投資ってギャンブルでしょ?貯金が一番安全
- そもそも株と投資信託とかよく分からないし、勉強するのも面倒くさい
- ぜったいに元本割れして損したくない
- けど、将来のお金のことは不安
こんなお悩みありませんか?
老後のお金を効率的に増やすためには、①働いてお金を稼ぎ、②そのお金を貯金して、③余ったお金を投資に回す、という3つのSTEPが必要となります。
しかし、日本人の多くはSTEP2の貯金までで満足してしまっています。
「投資」=「ギャンブル」
ではなく、
「投資」=「お金を育てる」。
これを理解し、20代~30代から将来に向けてお金を育てることがとても重要です。
今回の記事では
「老後のお金の不安を解消するためになぜ投資をすべきなのか?」
ということを様々なデータを使って解説していきます。
この記事を読むことで投資を正しく理解し、投資の第一歩を踏み出すことができるようになります。
- 今まで投資したことがない人
- 安全志向でぜったいに元本割れ(損)をしたくない人
- 老後のお金のことが不安だけど何も対策ができていない人
- 忙しくて時間や労力などがかけられないけど、投資に興味がある人
私はSE(システムエンジニア)として約10年間サラリーマンをしています。2年ほど前から資産運用に興味を持ち始め、今では3つの会社(LINE証券、楽天証券、SBI証券)で証券口座を開設し投資信託を中心に約1000万円ほどの資産運用を行っています。
目次
今すぐ投資を始めるべき7つの理由
貯金ではお金は増えない
投資をすべき理由の1つ目は、貯金ではお金は増えないという点です。
昔から親に「貯金しろ」って言われたんだよなー。
私も同じです。でも昔と今では状況が全く違うよ。
銀行にお金を預けると通常、金利(利子)が発生してその分お金が増えます。
ただし、その金利は40年前と現在では一変しています。
例えばゆうちょ銀行の過去50年ほどの金利推移は以下の通り。
過去に最大8%もあった金利も2021年では0.002%。
これは100万円を1年間預けても200円しか増えないということ。
親世代はまさに6%~8%の金利時代を経験しており、その経験から貯金を勧めていたのです。
しかし、今の預金金利は0.002%。
この金利ではいつまでたってもお金は増えません。
日本の給与水準は上がっていない
投資をすべき2つ目の理由は、バブル以降日本の給与水準が上がっていないという点。
日本は先進国であるにも関わらず、給与水準は右肩下がりになっています。(下グラフご参照)
銀行の利子も下がり、給与も下がり続けてるんです。。
「給料を貯金していればどんどんお金が増えていく」
という時代は完全に終わっています。
社会保険料は増え続けている
投資すべき3つ目の理由は、社会保険料が年々増え続けているという点です。
社会保険料って何?
社会保険料は年金や健康保険、介護保険などの公的な保険の保険料こと。
それが毎年増え続けています。
上のグラフは1人あたりの年間の健康保険料の推移。
これを見ると明らかに右肩上がりで社会保険料の負担が増えているのが分かります。
インフレのリスクが高まっている
投資すべき4つ目の理由は、インフレリスクが高まっている点です。
インフレって何?
インフレはインフレーションの略で、物の価値が上がって、相対的にお金の価値が下がること。
インフレの逆(物の価値が下がって、お金の価値が上がること)をデフレ(デフレーション)と言うよ。
インフレ率の指標である消費者物価上昇率の推移を見てみると以下の通り。
日本ではデフレがずっと続いていることが分かります。
これを受けて日本銀行では消費者物価の前年比上昇率2%(インフレ率2%)を目指すと発表しています。
(https://www.boj.or.jp/mopo/outline/qqe.htm/)
もし仮に2%のインフレが発生した場合、これまで1本100円で購入できていたジュースが1本購入するために102円必要となります。
つまり、
- 100万円を貯金
- 2%インフレ
- 100万円を引き出す
とした場合、①の時点では100万円で購入できたものは、③の時には102万円払わないと購入できなくなります。
このようにインフレが発生するとお金の価値が相対的に下がります。
これがインフレリスクです。
日本では2%のインフレを日銀が目標に掲げているため、いずれインフレが発生して貯金しているお金の価値が相対的に下がる可能性が高いと考えています。
老後にもらえる年金が2000万不足する
投資すべき5点目の理由は、老後にもらえる年金が2000万円不足するという点です。
少し前に「老後資金2000万円不足問題」が話題になってたよね。
この問題は夫65歳、妻60歳の家庭で収入が年金だけの場合、毎月約55,000円ずつ赤字となり、30年間で約2000万円赤字になるというものです。(イメージは以下の通り。)
老後2000万円不足問題を解消するには、老後に毎月55,000円程度の資金を獲得する必要があります。
老後の生活を支えるためにも、20代~30代のうちに投資を始め資産形成を行っていくことが重要です。
資本主義経済は発展し続ける
投資すべき6点目の理由は、資本主義経済は成長し続けるためです。
下のグラフは過去50年間のアメリカのNYダウとS&P500の推移です。
過去50年間では上げ下げを繰り返しながら、全体としては右肩上がりで成長していることが分かります。
NYダウやS&P500へ投資を行うことで、成長し続けているアメリカ全体に投資することができるのです。
上のグラフを見れば、アメリカ市場は今後も成長が期待できることが分かりますね。
国が投資を後押ししている
投資すべき7点目の理由は国が投資を後押ししているためです。
国が投資の後押しをしているってどういうこと?
投資で税金が安くなる制度を国が作っています。
これは国から国民に対しての「投資してね」というメッセージだと思っています。
いまの日本には
- NISA
- 積み立てNISA
- IDeco
など投資に関するさまざまな税制優遇制度があります。
たとえばNISAは投資を行った際に得られる利益が非課税になる制度。
(本来は売買益の20%が税金として徴収されます。)
これらの施策によって国の狙い通り、NISA口座を開設し投資を行う人は年々増えています。
具体的なNISA口座開設数の推移は以下の通り。
国はNISAや積み立てNISAなどの税制優遇制度を制定し、投資で得られる利益に係る税金を下げることで、僕らの口座開設を後押しをしてくれているんだね。
お金を働かせることができる
投資すべき8点目の理由は、お金を働かせることができるという点。
お金を働かせる・・?
その通り!実は自分が働くよりお金が働いたほうが儲かるんです。
フランスの経済学者トマ・ピケティは「r>g」という不等式を唱えおり、これは
「資産運用によって得られる富は、労働によって得られる富より早い」
ということを意味しています。(下のグラフ参照)
これを見ると、常に資本収益率(r)が算出成長率(g)を上回っていることが分かります。
貯金をするだけではお金を働かせることができないので、投資をしてお金に働いてもらいましょう。
投資に関するよくある疑問
いいえ。投資はギャンブルではありません。
一般的に投資は参加者全員の損益合計がプラスとなる「プラスサムゲーム」、ギャンブルは参加者全員の損益合計がマイナスよなる「マイナスサムゲーム」と言われています。
いいえ。投資をしなくても何とかなります。
投資は「必ずやらなければいけないこと」ではなく、「やったほうがより人生が豊かになること」だと考えています。十分な資金が貯金出来たら投資を始めてみましょう。
基本的に貯金ではお金は増えません。
お金を働かせるには投資などの資産運用を行うしかありません。ある程度の貯金が貯まったら、少しでも投資に回してお金に働いてもらいましょう。
基本的にはありません。
ただし「信用取引」という取引を行うと、自分が持っている所持金額以上の株取引を行うことができるので、破産のリスクも存在します。とにかく初心者のうちは「信用取引」は行わないように注意しましょう。
投資を始めるためにまずは証券口座を開設しよう
ここまで投資すべき理由について解説してきました。
貯金がある程度貯まっている方は、次のステップとして投資を始めてみることを強くオススメします。
投資を始めてみたいけど何から始めていいか分からない。。
投資を始めるには、まずは証券会社で証券口座を開設することが始まります。
このブログの中で、投資の始め方も詳しく解説しているからぜひ参考にしてみてください。
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